本日 4月25日(木)、
徳之島フリーペーパー「島誌 ほっとくの」を創刊しました。
本誌はモスク・クリエイションと徳之島3町在住の有志が、企画・取材・撮影を行い、
弊社東京・静岡のデザイン制作チームと連携し制作しました。

また、創刊と同時にウェブ版「島誌 ほっとくの」も公開しました。
https://hottokuno.com/lp/

OTHER STORIES ~ほっとくの創刊に寄せて~ 

若いころ、南の島に憧れ「沖縄」を目指していた。
そこは群青色とさえ感じる抜けた青空、
幻想郷に迷い込んだのかのような青緑色の海。
町は白を基調に亜麻色と駱駝色が蜃気楼のようなにじみ
乾いた土埃と島唄が流れる、素朴な日本の原風景を
覗いているかのような島だった。

いつかは南の島で可能性を試したいと思っていたが、
観光化の波に飲まれた「南の島」は都会の賑わいと変わらない作られたリゾートに変貌、
勝手に描いた懐かしさの感情を伴う原風景はそこにはなかった。

「プロのクリエイティブ集団」を目指し遮二無二
突っ走ってきた会社は四半世紀が経過、
いつのまにか南の島への想いは消えかけていた一昨年、
「徳之島」は突然やってきた、
忘れかけていた「南の島プロジェクト」。
チャンスは1回、やろうと思った時がその時だ、と感じた。

昨年の9月1日にオフィスを開設したが、
ひと月も立たずに台風24号が島を直撃してオフィスは半壊。
途方に暮れるが「いきゃんかなりゅり(なんとかなるさ)」と
近所や役場の皆さんのお力を借り1か月以内でほぼすべてが復旧、
自然の厳しさとともに人の優しさに触れた瞬間だった。

徳之島は昭和から平成と時代が変わっても様々なリゾート化の波に
飲み込まれることもなく、いまだに日本の原風景をとどめている。
島の人は情に深く愛に満ち、自然は全てのものを引き寄せてしまうほどの
パワーがある理想の島だ。

わたしは徳之島全体の情報をこの「ほっとくの」を通じて集約し、
島の人が気づいていない真の魅力を発掘し、来島者への利便性を高めようと考えている。
彼らの滞在体験の充実により満足度が向上、再来島の動機付けや他者への紹介につながる。
徳之島に行きたい!徳之島だから行きたい!というファンを増やし
熱意があり感度が高い人の来島や、将来的に移住・定住を検討する人を増やし、
徳之島全体の活性化に貢献することを目標としてる。

徳之島の「おもしろきこと」をもっともっと発見し、
皆さん、一緒に島を豊かにさせようではないか。

モスク・クリエイション
近藤恵一